母と妻が鬱になりまして。。。

家族のうつ病奮闘記です!30代♂:僕が考えた対処法やうつ病との向き合い方を紹介しています^^現在、妻のうつが回復してきたので新しい生き方を探す為「海外移住」を準備中。

更年期うつが受け入れられない。母のうつ病との向き合い方

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「うつ病の自分を受け入れられない。。。」

そんな風に苦しんでいる人、沢山いると思います。

 

ぼくの母もそうだったんですよ。

そしてぼくも最初、母うつ病を受け入れる事に抵抗がありました。

父、弟、祖母もみんな同じです。

家族揃って母が「うつ病」になるなんて信じられなかったんですよね。

母は本当に社交的で明るい性格の持ち主だったので。。。

 

これは僕が2年半ほど前に経験したお話です。

更年期障害・更年期うつ。母と同じような境遇の方の参考になればと思います。

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photo credit: how painful it is via photopin (license)

体調悪化の経緯

①50代半ばで更年期障害になった

➁更年期の体調不良を受け入れられない

➂ドクターショッピングで病院を転々とする

④症状が悪化。。。

⑤心療内科でうつ病と診断される

⑥自身のうつ病を受け入れられない

⑦どんどん症状が悪化。。。

⑧主治医の先生を変える

⑨やっとうつ病を受け入れられた

⑩徐々に回復してきて、現在に至る

(今はもう普通に生活しています。旅行やダンスも楽しんでいますよ◎)

 

 こんな経緯で結構大変なうつの闘病生活を過ごしてきました。

そこでぼくが学んだ事は。「自分・家族のうつ病を認めて初めて、うつ病治療が始まる」という事です。

 

母はうつ病と診断されて余計に鬱が酷くなりました。

どんどん症状が悪化してしまった三カ月間、ぼくも生きた心地がしなかったんですよね。あの時は辛かったなぁ。。。その時どんな状態だったか。どんな事を考えていたかをまとめてみました↓

ドクターショッピングには気を付けて

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photo credit: She is all that via photopin (license)

病気を受け入れられないと。色々な病院を転々と受診してしまう傾向にあると思います。ぼくの母もそのケース。

最初は「更年期うつ」ではなく、「更年期障害」と診断されました。

でもそれは母が求めているものの、十分な答えではなかったのです。

「どこかに私を治してくれる病院があるはず!」

「今すぐ私は健康に戻りたいの。。。」

「更年期障害ってどうすれば克服できるの?」

そんな気持ちが母を様々な病院へと駆り立てていったのです。

 

近所の小さい病院から大学病院、内科・婦人科、針や整体までありとあらゆる病院を回ってしまいました。それだけでも重労働です。その間、段々と体調が悪化していきました。そしてある日、整体に行って帰る帰り道で激しい眩暈に襲われ救急車で運ばれました。。。どうやら整体を受けている時から体調が悪くなっていたようです。

もの凄く痛いのを我慢して耐えていたそうです。(整体には上手い下手があるようなので気を付けて下さいね)

 

その後は家に引きこもりがちになり、気持ちがどんどん沈んでいってしまいました。そして最終的に「心療内科」の門をたたく事になりました。。。

結果「うつ病」との診断です。

 

一番の問題、うつ病への偏見

それが鬱を受け入れられなかった一番の原因だったと思います。

お恥ずかしながら家族揃ってうつ病に対する負のイメージが強すぎていたようです。

 

「うつ病は明るい性格の人はならない病気でしょ?」

「うつ病って治らない病気なんじゃない?」

「精神病って得体がしれなくて怖い。。。」

 

 そんな風に考えてしまっていたようです。

今、当時を振り返るとそんな偏見を持ってしまっていた事を、反省する気持ちでいっぱいになります。どこか「うつ病」を遠く離れた世界のものだと思ってしまっていました。でも実際は「誰でもなりうる病気」「治らない病気じゃない」んですよね。母のうつ病と2年半付き合って理解できました。

もう少し早く「うつ病」に関する知識を身に着けていたら、症状はもっと軽くてすんだかもしれません。後悔先に立たずですね。。。

 

うつ病の診断でヒステリックになった

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母は「更年期障害」以外の答えを求めていたのですが、いざ「うつ病に伴う自律神経失調症ですね」と診断されたらヒステリーを起こしてしまいました。

「更年期障害」より「うつ病」の方が響きが重かったのでしょう。それは分かる気がします。どこか気持ちの奥底で「更年期障害」より対処しやすい・治りやすい症状と診断されてすぐに治して貰えることを願っていたのです。。。

益々気持ちも凹むし、体調も悪くなってしまいました。

 

僕ら家族も母のうつ病を上手く受け入れる事ができなくて、余計母の症状を悪化させてしまう場面もありました。NGワードや、接し方ってもの凄く大切だと今なら分かるのですが当時は全然ダメダメでした。反省しています。

 

その後、そこの心療内科の先生とも上手くいかなくなってしまい、病院をまたしても変える事になりました。詳しくはこちらの記事で書いています↓

この転院は上手くいきました◎

移った病院の先生に恵まれました。温厚そうな大学病院の教授という事もあってか母はすっかり信頼して、治療にも前向きになったので回復の兆しがみえてきたのです◎

しっかりと治療をすれば「うつ病」は必ず良くなるものだと思います。現にぼくの母も今は普通の生活ができるまで回復していますしね。

 

転院の判断は難しい

「病気を受け入れられない」状態からドクターショッピングをしてしまう気持ちも分かります。しかし、むやみやたらと様々な病院を回ると余計に症状が悪化してしまう危険があります。その一方で、ぼくの母もそうだった様に、信頼できる先生に巡り合う事で回復する事もあります。

その判断は表裏一体でもの凄く難しいですね^^;

どうしたら良いのでしょうか?

普段から信頼できる主治医の先生を見つけておく事でしょうか?

診断された病気を自身でもちゃんと勉強する事でしょうか?

ぼくも日々勉強中です。

 

 うつ病を認めて初めて、うつ病治療が始まる

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photo credit: Laura via photopin (license)

始めの言葉に戻ります。

数々のドクターショッピングやヒステリーを経験したのち、信頼できる先生と出会い、うつ病としっかり向き合う事で回復していった母をそばで診ていて、僕はそう感じたのです。 「認めて向き合う」事の大切さに気付きました。

 

うつ病は治る病気です。不治の病ではありません。

 少なくとも家族の闘病生活を経験して、今ぼくはそう信じています。

 

「うつ病の自分を受け入れられない。。。」

という状態 から、カウンセリングなどの治療に前向きになった母の言葉は忘れられません。母「自分の病気・心と向き合う事で最近少し症状が軽くなってきたのよ◎なんでも受け取り方が大事なんだねぇ。還暦目前でやっと分かっちゃった(笑」

 

確かに自分のうつ病を受け入れるには勇気がいる事ですよね。そして受け入れるのにはやっぱり時間もかかるでしょう。むしろ時間が解決してくれる部分も大きいと思います。ゆっくり気長にですね◎

 

『信頼できる先生』と『時間』

この二つのお陰で母は順調に回復できたと思っています。

そしてここに『うつ病を理解してくれる家族』が加わると、より治りが早いんじゃないかなぁ。ぼくもそうなりたいものです◎