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母と妻が鬱になりまして。。。

家族のうつ病奮闘記です!30代♂:僕が考えた対処法やうつ病との向き合い方を紹介しています^^現在、妻のうつが回復してきたので新しい生き方を探す為「海外移住」を準備中。

家族が鬱病でも会社に行かなければ・・・苦行過ぎる・・・

「家族がうつ病でも会社に行かなきゃいけない。。。」

きっと、そんな会社員のかたも多いと思います。

 

うつ病で辛いのは本人だけではなく家族も同じですよね?

 

特にぼくが辛いと感じたことは、うつ病になったばかりの家族を家に残して会社へ出社しなければいけなかった事です。大切な人がうつ病だけでなく、大きな病気になってしまった事がある人なら共感して頂けると思うのですが、これは精神的にかなりキツイです。これはまさに『苦行』。。。重大な問題だと思います。

今日はこの問題について考えてみる事にしましょう。

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photo credit: My Shame via photopin (license)

会社に行くのが辛かった理由

「今、自分は会社にいるべきなのか?」という思いが一番の原因です。 

 

母の鬱症状が一番重く、気分がふさぎ込んでいた時期は冗談抜きに「もしかして僕が会社にいっている間に自殺してしまうのではないか・・・」と本気で心配していました。

同じような心配を抱えている人もいるのではないでしょうか?

 

僕にできる事といったら3時間おき位に「大丈夫?不安定になっていない?」と電話すること。。。声の調子で大体の状況はわかりますよね?(母の症状が酷い時はまるで別人のような声でした、人間は心の状態で声が変わるとその時初めて知ったのです)

 

そんな日々が数か月続きました。。。

(結局、祖母が母を付きっ切りでみていてくれて助かりましたが、頼る人がいない人は本当に息詰まってしまうんだろうな・・・)

 

その間の経験で「会社で長時間働くこと」に対する価値観が大分変化しましたね。

 勿論。良い・悪いはありますが。。。^^;

以下に僕が感じた「働くことへの価値観の変化」について書いていきます。

 

仕事より家族が大切!

これって意外と盲点だと思うのです。

「仕事より家族が大切」というのは当然だと感じると思いますが、実際に「家族が死んでしまうかも・・・」不安な日々を過ごした前と後では格段にこの言葉の重さが変わりました。 言葉で表現するのはとても難しいのですが、深層心理のレベルで価値観が変わっていると感じます。(うまく言えないですが、そういう感じなのです^^;)

家族うつ病になって目が覚めました。

 

そうすると、当然大きな心の変化がありました。

価値観が変われば全てにおいて感じ方が変わるので必然でしょう。

良い点・悪い点を簡単に紹介しようと思います。

 

【悪い変化】=日本会社の昔ながらの文化馴染めなくなった。

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photo credit: Tokyo via photopin (license)

 

まずはちょっとした悪影響から^^;

「サービス残業」「付き合いで居残り」「有給休暇を取らない」という暗黙の了解は未だ多くの職場でありますが、ホントこの価値観(文化)には辟易としてしまう様になりましたね。。。何なのでしょうこの空気。。。

 

「男は仕事を一番に優先」「早く帰ろうと思うな、有給休暇なんて論外だ」

みたいな雰囲気をつくる大先輩方も当然いるわけです。(中には実際に声に出しちゃってる人もいる)

 

以前独身だった頃の僕も『いつも職場にいる奴』と周りから思われていた位で、割と長時間仕事をしてしまうタイプでした^^;

でも今の時代、男でも家族のサポートなど優先順位が高いものがあると思います。結婚していたり、子供がいたり、家族が病気だったりしたら尚の事。

 

「男は仕事を一番に優先」「早く帰ろうと思うな、有給休暇なんて論外だ」

 ↑と思えるのはサラリーマンの才能なのかもしれませんが、ちょっと今の僕の価値観では、ついて行けそうにないです。スミマセン^^;(実際はまだこの文化から完全には逃れられていませんが・・・)

 

毎年「未消化の有給休暇」について

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当然の如く毎年「有給休暇の未消化」 という状況。

ぼくの場合、今年度は妻がうつ病になり色々あったので例年よりも多く会社を休んだ年だったのですが、それでもなお「有給休暇の未消化」がかなり残っています^^;

来年度、4月になったタイミングで泡となり消えてしまいますね。悲しい。。。

 

日本のサラリーマンはどれだけ有給休暇を使えているのでしょうか?

 

あなたはご存知でしょうか?

 フランスでは、自分の休暇を同僚に寄付できる『マティス法(Loi Mathys)』という法案があるそうです。ビックリですよね?

お時間があれば是非下の記事を読んでみて下さい。感動のお話しです^^

 

 

マティス法とは?

社員は社長の同意によって、20歳以下の「事故、障がい、疾病」を持つ子供がいる同僚へ、自分の有給休暇を寄付することができます。

また、休暇を寄付してもらった社員は、仕事に務めていない期間にも、働いているときと同じ待遇を維持するという法です。

 

 実際、娘が癌になってしまった父親に対して350日の有給休暇が集まったりしているそうです。同僚の気持ちが家族との大切な時間を守るという素晴らしい法案だと思いました。

あぁ、今年ぼく未消化の有給も必要としている同僚の誰かに使って貰いたいなぁ^^;

 

家族の病気を会社でカミングアウトしずらい問題

僕だけではないと思うのですが、心の病気だと殊更家族の病気を会社でカミングアウトしずらいです。中には未だ「うつ病」に偏見を持っている方もいますし。。。中々難しい問題です。

 

ぼくも未だ直属の上司と仲が良い同僚数人にしか打ち明けられていません^^;

職場の人全員にカミングアウトできたら「早く帰ろうと思うな、有給休暇なんて論外だ」みたいな空気から抜け出せるかもしてませんが、これもやっぱりハードルが高い気はします。(仕事で関係する人数が多くなればなるほど難しくなるでしょう)

 

【良い変化】=時間の大切さに気付いた

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photo credit: Sheeps and Streets via photopin (license)

 

最後に良い変化について^^;

家族がうつ病でも会社に行かなきゃいけないという苦行を通して、少なからず「時間に対する意識が高まった」という側面もあります。

 

そもそも僕の場合「サービス残業」「付き合いで居残り」「有給休暇を取らない」という状況はダラダラとしてしまい仕事の効率が悪かったのが原因、と気づかされた部分も多々ありました^^;

 

「休むこと・早く退社すること」に罪悪感を感じ、仕事のことが頭から離れない状況となりがちな癖は抜けきっていませんが、以前よりは上手く気持ちを入れ替えられるようになった気がします。これはちょっとした良い変化でしょう^^

 

まとめ

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「会社で働く」事と「家庭内の問題」のバランスを取る事は 至難の業ですね^^;

 

マティス法など社会の仕組みとして「もっと改善できる部分があるのではないか?」と考え続けること

 

➁自分職場の半径10メートル範囲でお互い助け合い、時間的に自立し合った関係性を日々築いていくことが大切

 

「心の病」に対する理解が深まる事

 

職場環境という面では上記3つが重要なんじゃないかな?と感じた次第であります。

「家族がうつ病でも会社に行かなきゃいけない・・・」という辛い状況が少しでも改善される事を切に願っています。

 

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