ぼくの母が鬱になってしまいました。。。2年前からです。
母は明るく社交的な性格でまさか鬱になるなんて全く想像できませんでした。
原因をたどると更年期障害によるものでした。
更年期障害を軽く考えちゃっていたのです。。。
「みんな年齢と共に治るんでしょ?」と。反省ですToT
みなさん家族が更年期障害になったら気を付けてサポートしてあげて下さい。
ぼくのように後悔しない様に。ほんとにそう思います。。。
鬱になる半年くらい前から母は「最近体の調子が悪い、汗も良くかくようになったし、更年期障害かしら?」と不調を訴えていました。
その時にしっかり医者に診て貰えば良かったんです。
ぼくは「更年期障害は皆なるものだし大丈夫だろ」と全然気にしなかったのです、サイテーですよね^^;
そうしたらだんだんと具合が悪くなっていき、眩暈がするようになり、最後は外出中ものすごい眩暈で気を失い救急車で運ばれてしまったんです。。。
「自律神経失調症」と診断されました。
「リーゼ」という抗不安薬を処方されたのですが薬嫌いという事もあり母は薬を飲まず
体調の悪い日は外出しないで寝ている事にしたのです。これが良くなかった。。。
それから程なくして手が痙攣しだし、不安で一人でいる事を怖がる様になりました。
でも、ぼくも父も仕事があるしどうしようもありません。(ぼくは実家から2時間ほど離れたところに住んでいましたし)
母がひとりで家で寝ているという状態が一か月ほどあったでしょうか。休日実家に帰った時、母の顔を見てびっくりしました!
見るからに不健康で苦悩で顔が歪んでいたのです。。。声も今まで聞いたことがないような不安にまみれた掠れた声でした。
母とは思えませんでした、まるで別人になった母がそこにいたのです。ここでぼくは初めて事の重大さに気づいたのです。遅すぎました。。。
この後、心療内科で「うつ病」との診断を受けました。
今に至るまで、過酷な鬱との戦いが2年間続いています。
(追伸:最近は大分調子が良いそうです◎良かったぁ^^;)
段々と暗くなる生活
photo credit: Deadman's Hill Sunset via photopin (license)
「更年期障害」→「自律神経失調症」→(少しですが、パニック症)→「うつ病」と、母はだんだんと症状が重くなっていったのです。。。この間一年位だったかな?
夕日が沈む様に徐々に気持ちも生活も暗くなっていきました。。。
どこかで上手に助けてあげられれば良かったのに。と今でも悔しい気持ちになる時があります。
ぼくの教訓
みなさんの家族が更年期障害になったらサポートしてあげて下さい。
適切な治療を一刻も早く受けるよう促してあげて下さい。
絶対にぼくの様に油断しないでください。
更年期障害を軽く見ないこと。大切な家族は苦しんでいるのです。
家事を手伝ってあげたり、早めに専門医を受診したり。
「心配してくれている。私って大切にされている」と感じてもらう事が、症状を悪化させない薬になるんだと思います。
どうか皆さんがぼくと同じ過ちをしませんように。。。
対処方は?
周りの人のサポートとしっかりとした知識があれば、更年期障害をこじらせてうつ病になる事はないはずです◎ほんとちょっとした事なんだとおもうんですね^^;でもその差が大きい。。。
家族の方が、症状が辛い時は家事を手伝ってあげる。
「具合わるい?大丈夫?」と声をかけて励ます。
そっと見守ってあげる。
健康的な食生活・習慣を家族みんなで取り入れる。
などなど。
そんな風に少し気にかけてサポートしてあげるだけでも大分救われるのだと思います◎
過去に戻れるなら本当にもっと気を付けてあげられるのに・・・
皆さんには僕と同じ様に後悔して欲しくないです。どうか家族で支え合っていけます様に。。。
更年期障害。こじらせるとホント大変ですね。。。
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