心の病気って気分が上がったり下がったりの繰り返し。
「今日凄く調子がいい!私治ったかも^^!?」
と思った翌日「だめだ・・・体調悪いし何もする気が起きない・・・」
なんて事しょっちゅうありますよねぇ^^;
我が家では日常茶飯事です。。。
あなたの家ではどうですか?
ぼくも母と妻がうつ病になるまでこんなにも気分に波があるなんて知りませんでした。
今日は僕が学んだ「うつ病」の気分の波に対する心構えをご紹介します。
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一喜一憂しない様にしましょう
人間なんですもの調子のいい日もあれば悪い日もありますよ。
余り一喜一憂しないでくださいね。
特に心の病を患って日が余り経っていない人は覚えておいてください。
ぼくも最初一喜一憂してたら本当、疲れちゃいました。。。
感情が上下するって相当エネルギーを消耗するのです^^;
サポートする家族や恋人の人も淡々と日々を過ごしていきましょう。
こういう時は波に体を任せて流されちゃえばいいと思うんです。
波に決して逆らおうとしないで下さい。
そのうち必ず波は弱くなっていきます。そして最後には穏やかな水面が残りますから。。。きっと、大丈夫ですよ^^
自然の変化で心の波が立つ?
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晴れの日、雨の日、曇りの日。
雪が降ったり、虹がでたり、暑かったり、寒かったり。
日本て気候の変化で忙しいですよね^^;
天候がコロコロ変わるのでメンタルもそれにつられて浮き沈み。。。心に波がたちます。雨の日に「あぁ、なんか気持ちが乗らないな」と感じたりしませんか?逆に晴天だと「気持ちぃ~~~♪なんか新しいチャレンジしたいな!」と思ったりしたことはありませんか?
みんな天候によって心と体に少なからず影響があります。これって実は科学的に研究もされています。日照時間と「やる気」に関しては、日光を浴びると幸福物質であるセロトニンが脳内で生成されるとか。
月の満ち欠けによっても気分の波が起きるそうです。
自然の力ってやっぱり凄いですね◎
薬はちゃんと飲みましょう!
一番やってはいけない事は調子が良い時に薬を飲むことを辞めてしまう事です。
絶好調な波(気分が良い時)ほど気を付けて下さい。
お医者さんに言われた分は絶対に飲みましょう。これ絶対です^^;
ぼくの母はなるべく薬は飲みたくないと考えている人でした。
たぶんそういう方多いと思います。
誰だって最初は薬に多少抵抗がありますよね?
母はうつ病になってから数か月して凄く体調が良くなった時があったのです。
1週間以上うつ病になる前と同じくらい体調の良い日が続きました。
その時はぼくもホッとしました。「良かった。治ってきたんだ!嬉しいな♪」と。
その時です。母は自分でもう治ったんだ!と決めつけて薬を飲むことを止めました。お医者さんに相談なしにです。これが良くなかったんです。。。やっちゃいました><
薬を飲まなくなって数日して体調が激変しました。
起き上がることができなくなるくらいうつ病の症状が出てしまったのです。。。 こうなるともう一度治療のやり直し。。。また薬が効いてくるまで時間がかかります。(ぼくの母のケースでは数週間はかかりました)
心療内科の先生に聞くとこういう患者さんは結構いるそうです。
(調子が良い時に薬を飲むのを忘れてしまう人も多いみたい)
そしてこういう事を繰り返すと本当に治りが遅くなってしまうのです。
お医者さんに言われた薬は体調が良くなったとしてもきちっと飲みましょう。これ絶対です◎やめる時はゆっくり量を減らしていく。治療の鉄則です。
まとめ
心の病気に気分の波はつきものです^^;
やっぱり健康な時よりも激しく波打ちます。
これはもう仕方ないことですね。
母と妻をそばでサポートしていて感じるのですが、ゆっくりですが時間の経過とともに波の振れ幅が段々小さくなっていきます。自然と同じですね。風が当たらない場所では必ず波は弱くなっていきます。大切なのはなるべく波を立てる強風から身を隠すことだと思います。
今はゆっくり、静かな時間を過ごしましょう◎
そのうちに穏やかで綺麗な水面になるはずです^^
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