30代になって色々「諦める」ことが多くなりました。。。
プライベートの趣味や仕事。生活全般において全ての部分でチャレンジする機会が激減してしまっていると感じます、正直ちょっと寂しいな。。。
特にここ4年間は、まず母親が更年期うつになり、続いて妻もうつ病になるなど、家庭内で大変な事が立て続けに起こったので「今は大変な時期だから・・・」とぼく自身が様々な事に消極的になっていたと思います。週末も大体家にいますしね。。。確実に諦め癖がついています。(母親はほぼ寛解^^。妻はもう少し療養が必要かな?)
環境は違えど、ぼくと同じ様に30代になって色々「諦めることが多くなった。。。」と感じる人は多いのではないでしょうか?
自分の事だけ考えていれば良い歳でもないので、沢山の問題を背負い始める年代なのでしょう。特に30代になると、色々な責任やものを背負って心身共に不自由を感じる機会が増えて来ますよね?
本当に大切なモノや夢や希望も子供の頃の様にクリアには見えません。霧がかかった森に迷い混んでしまったかの様に感じる事すらあります。。。
逆に知識や経験が増えた分、間違いない手堅い道を選ぶなど。「諦める」ことで失敗する事も減り、楽になった部分も多々あります。しかし、それでもやっぱり寂しい気持ちが沸いてきます。
諦める事=大人になる事?
40代・50代の先輩方:「俺は家族の為に淡々と働くだけだから、もう自分の仕事への希望とか持ってないよ。何事もなく日々が過ぎれば、人生それでいいんだよ^^;」
仕事をしていると、良くこんな言葉を耳にします。
20代前半の社会人になりたての時は、この手のお話しを聞くと「仕事に夢を持ってないなんて悲しいなぁ・・・仕事は人生の大半の時間を埋めるモノだから、自分は歳を重ねても向上心を持ち続けたい!」と思ったものです。
最近では上記先輩方のお話しを聞くと「あぁ、この人達は自分の人生を家族に捧げているんだ。一家の大黒柱としての責務を一番に考え、日々自分の役割を果たしているんだ。なるほど、こういう生き方もカッコいいのかもしれない。。。」と感じる様になりました。
180度違うの反応です。不思議ですね。
確かに人生、全ての望むものを手に入れる事は不可能に近いです。
何かを「諦め」、何かに「責任を負う」ことで人は大人になるのかなぁ?
30代で人生を諦めるのは早い?
一方で、40代・50代の先輩方が言うには「30代は何でもできる年代、挑戦すればまだまだ自分の好きな人生を選べる年代」なんだそうです。人生の先輩が言っているのできっと真実なのでしょう。
でも裏を返せば、「40代、50代になると人生のコントロールはほぼ不可能」という事なんでしょうか?もしくはそう感じている人が多いという事σ(^_^;)?
それが悲劇という訳ではないでしょうが、30代の過ごし方次第でその後の人生の方向・生き方が規定される部分は大きいのでしょう。10代、20代の時の様に「全てにおいて夢や希望をみれる年代」ではもう無いのかもしれませんね。
しかし、きっと全てを諦めるには早すぎるのでしょう。
心機一転
原点回帰
30代になってこんな言葉が最近、身に染みて大切だと感じています。
今後の生き方を考える際に、「諦めるべき事」と「諦めないほうが良い事」を見極める為にも新しい事に挑戦したり、自分を見つめ直す時間を大切にするべきなんだと思います。
『目標』が変わる事で人は成熟する
人としての成熟は今までの古い価値観をこわし、新しい世界観を手に入れた時にやってくるのでしょう。
40代・50代の先輩方:「俺は家族の為に淡々と働くだけだから、もう自分の仕事への希望とか持ってないよ。何事もなく日々が過ぎれば、人生それでいいんだよ^^;」
↑この言葉も「自分優位の生き方」から「家族優位の生き方」へシフトしただけで「家族と一緒に平和な日々を過ごす」という新しい目標に向かって真摯に歩んでいるんですよね。きっと。。。
「諦め」から新しい「目標」が生まれてくるのかもしれませんね。
まとめ
きっと「30代は人生色々諦めることが多くなった・・・」と悲しい気持ち、切ない気持ちになりがちな年代です。
無条件で夢をみれる程に若くは無いし、全ての希望を諦めるには若すぎます。
余計な意地やプライドは諦める。
心機一転、新しい事に挑戦する。
原点回帰、自分のルーツを振りかえる。
日々は加速し、慌ただしく過ぎていきますが、そんな事を意識しながら「30代という時間を丁寧に生きていきたいな」と思う今日この頃です^^