「昇進するにしても、しないにしても、結局、日本で働いて得をするのってメンタルが強い人だけだよね。。。^^;」
以前、同僚とそんな話になった事があります。
最近になって、また、しみじみ実感している言葉です。
今。電通の過労死問題を受けて、沢山の人が『日本の働き方』について真剣に考えている様で、ブログを始めとしたネットメディアから職場のランチタイムの雑談まで、様々な場所でこの話題を耳にします。
妻も過労からうつ病になり、ぼく自身も「なんか違うよな。。。」とず〜〜〜っと感じていたので(現在は海外逃亡中です^^;)悲報ではありますが、この機会に色々な人の意見を聞けた事はきっと今後の働き方、生き方を考える上で糧となるはずです。
「メンタルが弱くて、社会生活がつらい。。。」
「努力だけじゃ報われない。。。まじめは損ばかりする」
「成果主義で働いていると、なんか人間性をどんどん失う気がする」
そんな気持ちは凄く良くわかります。
冒頭の言葉に戻りますが、現状の日本の職場では。
『メンタルが強い』という能力ほど優れた武器は無い。
とすら感じてしまいます。
①メンタルが強く無いと、昇進は望めない
『能力』が高くないと偉くなれない、とは良く言いますが、今の日本企業で一番優先順位の高い能力は『打たれ強さ、タフさ』なのではないでしょうか?
様々な分野で『答えが見えない時代』なので、「いかなる状況でも諦めずに問題解決に取り込める有能(メンタルが強い)な人材が欲しいです!」が多くの企業の心の内なのだと感じます。
正直、昇進や出世する人も『メンタルの強さ』で選ばれている部分が大きいと感じている人も少なくないでしょう。(ちなみに、うつ病になり易いタイミングは、就職直後と昇進直後と言われています)
世の中の流れが速すぎて、知識やスキルがすぐにコモディティー化してしまう時代なので、『生物としての強さ』が求められている様な気すらします。。。特に日本では『江戸時代にタイムスリップしちゃったの?」と感じるような価値観が今なお根強く残っていると感じてしまうんですよね。。。
時代が進めば、『知性』が優位になると思っていたのですが、どうやらそういう訳じゃないんですね。。。
②メンタルが強ければ日本社会は生き易い
終身雇用の日本。
いわゆる『窓際族』といった人達はどの会社にもいると思います。
メンタルが強くなければ無理でしょうが、「会社からお給料を貰いながら定年まで逃げ切るぞ!他人の評価は気にしないぞ!」そんな鋼の心臓を持てれば、解雇されることはないので、一度入社さえしてしまえば、日本はかなり生き易い国なんだと思います。
これは、まだ日本が比較的裕福で、幸せな国の証なのでしょう。
逆に、中途半端に頑張って、昇進し、会社側の人間になるとクビを切られてしまうリスクがある事。さらに、頑張る人から労働力を搾取するバイアスが強くなる事。学校では教えてくれない裏面が日本社会には存在します。(それが良いのか悪いのか判断しかねています。。。)
う〜ん、いったい日本社会は何処に向かって進んでいるのでしょうか^^;?
疑問です。
メンタル。メッチャ大事だよ!?
メンタル系のブログを書いていて、こう言うのも変ですが、日本で働いて行くことを考えるなら、『メンタルの強さ』はメッチャ大切だと思います(汗
正直、『学力』なんかも『メンタルの強さ』の前では霞んでしまうでしょう。
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すると、結局。
「どうすればメンタルが強くなれるのか?」
という問いに戻るのですが、これがホント良く分かりません><
(うつ病回復にも必須要素なので、ぼくら家族には死活問題)
「どうすればテストで点が取れるの?」とかの方がよっぽど簡単ですよね^^;
やっぱり、「運動」「バランスの取れた食生活」「規則正しい生活リズム」「視野の広さ」みたいな所に行き着くのかな???う〜〜〜ん、今後も要研究。
まぁ、とりあえず。
「昇進するにしても、しないにしても、結局、日本で働いて得をするのってメンタルが強い人だけだよね。。。^^;」
こんな価値観は個人的には「嫌だなぁ〜」と感じてしまいます。
良し悪しの捉え方は、人それぞれ個人の価値観に依るのでしょうが。。。