小学校。中学校。高校。大学。会社。部活。習い事。主婦友。ボランティア。どんな環境でも『頑張り屋さんキャラ』の人が1人2人いませんでしたか?
「あ〜、あの子は本当頑張り屋さんだよね」と言われる人。
「頑張ることが自分のアイデンティティー!」
「私は頑張る事だけが取り柄です!」
「頑張る量と根性だけは誰にも負けません!」
中にはそんなストイックな人もいると思います。
というか、、、これ僕の妻です^^;
うつ病になる前には1週間家に帰ってこないで仕事漬けとかしてましたからね。。。信じられん。。。頑張るって概念には限度無い所が辛いです(ちなみに、妻の自他共に認める『頑張り屋さんキャラ』は学生の頃から既に定まっていたみたいです)
これはあくまで個人的な意見ですが『頑張り屋さんキャラ』の人はどこかのタイミングで体調を崩してしまったり、心を病んでしまう人がもの凄く多いのではないでしょうか?多分『頑張り屋さんキャラ』の90%くらいの人は苦しんだ経験があるような気がします。
『頑張る』という言葉には「嫌なことにも耐える」とか「敢えて辛い道を選ぶ」など、一部ネガティブな雰囲気も含まれるので、やはりストレスが掛かかり過ぎてしまう事も多いのでしょう。
そしてさらに、一旦体調を崩すと『頑張りたくても頑張れない自分』に絶望してドンドン落ち込んでしまうという悪循環。。。><
これは大変な負のスパイラルで、マジで出口が見えなくて辛いんですよね。唯でさえ気持ちが凹んでいる時に、自分の存在意義を根本から否定されちゃっている訳で、必然的にメンタルがドン底まで落ちてしまいます。。。
『頑張り屋さんキャラ』の呪い!?
「頑張ったら皆んなが褒めてくれる!」
「私は才能や取り柄がないから頑張らなきゃ!」
「頑張れば例え結果が悪くても怒られない」
どんな経験から妻が『頑張り屋さんキャラ』を選んだのか僕には分かりませんが、うつ病の闘病を2年程続けてきて、『頑張り屋さんキャラ』って人生メッチャ損してない^^;!? と言うのが正直な今の気持ちです。
『頑張り屋さんの呪い』とでも呼べば良いですかね?
人生、何かの拍子に躓いてしまう事は誰しもありますが、そんな時、『頑張り屋さんキャラ』の人はドン底から這い上がるのに非常に苦労してしまうものなのでしょう。体調を崩しやすく、回復も遅いと言うダブルパンチ。。。><
「頑張らなければいけない!」という言葉や意識が、心を強くしばっている様に僕なんかには見えてしまいます。そして、一度でも体調を崩してしまった経験があるのなら『頑張り屋さんキャラ』から卒業する必要があるのかもしれません。
しかし、どうしたらこの呪い(頑張り屋さんキャラ)が解けるのでしょうか?
ここ一年くらいズーッと考えているけど答えが出ません^^;
マジで激ムズです。
周りの人。そして当人。
双方の意識を変えなければいけないのかもしれないですね。
『頑張り屋さんキャラの呪い』を振り撒く人にはならないぞ!
個人的な人生マニフェスト。
呪いの解き方は未だにわからないけれど、子供。生徒。後輩。部下。彼らに『頑張り屋さんキャラ』を押し付ける様な人には自分はなりたく無いなぁ〜と、強く思います。
「おお〜、〇〇君は勉強を頑張ってて偉いね!」
「夜遅くまで残業してるなんて頑張ってるな。感心感心!」
「何事も努力と根性が大切だよね〜!」
こういう言葉は意識してないと、口からついつい勝手に出てしまいそう^^;
これは日本人の罠???
「頑張るのは偉い」
ではなく、
「おお〜、〇〇君は楽しそうに勉強できて凄いな!」
「夜遅くまで仕事楽しんじゃってるね!でも人生他にも楽しい事あるから程々にね」
「何事も楽しむ工夫が大切だよね〜!」
そんな事を自然に言葉にできて、自分でも実践できる大人になりたいな〜、というのが今後の目標です^^
『頑張り屋さんキャラ』の人は良い人ばかりなので、幸せになって欲しいなぁ〜〜〜